資金繰りに追われる日々

依存症
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こんにちは^^

ついに単発のアルバイトだけでまかないきれなくなってくると、私はお金を稼ぐためになりふり構っていられなくなり、正社員の道を諦め、今の精神状態でも定期的に働けるアルバイトを探し始めました。

そこで見つけたのが、レジ打ちの仕事でした。

今度こそ失敗したくないため、一度お客さんとして来店し、自分にできる仕事内容かどうかを見極めてから応募するかどうかを考えることにします。

私が店内を見た限りですと、そこまで器用でなくても(簡易包装のみ)勤まりそうだという印象でした。

それに加えて、とにかく何かを始めなければ自分がどうにかなってしまいそうな気がしたため行動を起こしました。

過去の失敗から、もし仮に採用されたとしても、働いてみてダメだったらまた別のところを探せばいいやという軽い気持ちで臨むことにしました。

それよりもとにかく支払いをどうにかしなければという気持ちでいっぱいでした。

少し仕事を休んで充電するつもりが、買い物依存症という取り返しのつかないことをしてしまったために、アルバイトで怒号を浴びていた頃よりも苦しい状況に陥るなど思ってもみませんでした。

自業自得とはいえ、ちょっと…泣ですよね。。

資金繰りに追われる中、良いアルバイト先に恵まれる

ここから私の借金返済生活は始まります。

そして面接を受け、運よく受かることができました。

そこでの仕事は、レジ打ちがメインでしたので気持ちがとても楽でした。

流動的でかつルーティンワーク。

必要最低限話すことを要求されなかったことも、精神的に参っていた私にはありがたかったです。

スタッフの中には、きつい方もいらしたけれど、初めてここにいていいんだ、という自信を持つことが出来た職場でした。

それはなぜかと申しますと、店長がとにかく神様か!と錯覚してしまう程の人格者だったからです。

道を間違えて、天界から下界に来ちゃったのかな?と思うくらい、優しく品もあり、物腰も柔らかな方でした。

今まで、人格を否定されるような怒られ方を幾度となく経験してきましたが、その方はたまに私を叱ることがあっても、決して人格否定などはせず、それは私を鼓舞するためのものでしかありませんでした。

良いアルバイト先に巡り合ったものの、常に借金のことが頭から離れませんでした。

心は余裕が持てず、いつも不安とイライラの感情に支配されて押しつぶされてしまいそうでした。

たまに散財する時があっても、どうにか気持ちを強く持って押し耐える日々でした。

もっと若い時にしか経験できないことを思い切り楽しめなかったことについては、何十年経った今でも忘れられずに心に刻まれています。