バイトばかりにあけくれてた日々。
そのため、恋愛が疎かになっていることにやっと気づきます。
気付くの遅いよ自分…
でもあれ…?
”恋愛ってどうやるの?”
生まれてからこのかた一度も恋愛というものにご縁がなかった自分。
いざ恋愛しようにもやり方がまったく分からず…。
ただただ戸惑うばかり。
友達に紹介してもらう?合コン?どこからはじめたらいいんだろう。。
そんなことを思いめぐらす中、はっとあることに気づきます。
それは…。
”私、誰かを真剣に好きになれるのかな?”
という素朴な疑問です。
芸能人を好きになったことはあるけど、それは恋愛の好きとは違うし…何だ?「好き」がよくわからん!
女子大に進学したこともあり、高校までもわりと厳しい学校に通っていたこともあってか、大学に入学してからずっとバイト生活に明け暮れていた私は、男性との接点がほぼ皆無だったのです。
“これじゃあ、もし精神的に元気になってもつまらないじゃないか!”
と、やっと重大な所に気付きます。
キャンパスライフを楽しむためには、カウンセリングもバイトも大切だけれど、恋愛もしなきゃ夢の(?)キャンパスライフではない!
でもでも…、人を好きになるという肝心なポイントが分からない。
現実で自分が恋愛をする??どうすればいいの?
私は、好きな芸能人にはハマってしまう節はあるけれど…、実際はどうなのかな。。
現実は一方的な好きじゃ成立しないし…。
“とりあえず出会わないことには…!”
ということで、友達に出会いはどうやっているのか云々を聞いてみよう!ということで、
“キャンパスライフをより豊かにさせるために、恋愛をしてみたい!”
そう思い始めると、久しぶりに気持ちが高揚するのを感じます。
そして、いざ!恋カツ?をしてみた時の感想としては…。
大学の友達に頼んで、初めて合コンに参加することになります。
友達いわく、
「かわいらしい感じでワンピースとかがいいよ!メイクももちろん服と同じで気合入れて!」
とのことだったので、
じゃあそうしよう!と思ったのも束の間…、そんな服がなーい!泣
仕方がないので、お財布に優しいお手頃価格のお店で服を選びます。
私は、ワンピースを普段から着てないためか、どこか着なれず、着てみた感想として、
「うわーひらひらしてる!風が吹いたら不安だ。。」
というのが正直なところで、なんだか慣れないなぁ、と心がそわそわしたのを覚えています。
服も友達に一緒についてきてもらうか、詳細をこと細かに聞けば良かったんですよね…笑
やっぱりお洋服は大事ですよね。
勝負服とか一丁うらとか言ったりしますもんね。
初めて合コンに参加するにあたってその意味を理解することができました。
お次はメイクです。
“「女の子」するのって大変なんだなー。。”
合コンの準備をしながらそう思いました。
それと同時に、今まで自分が女の子として自分磨きをしてこなかったことにも気付かされました。
基本的にマルチタスクは出来ないので、1つのことに夢中になったらそれまっしぐらな所があるので…泣
メイクも普段のメイクは、ファンデに軽くリップとマスカラ位だったので、
“気合入れるって難しいなー。。”
と思いながらメイクの練習をしてみたりしながら、
“メイクもコツが必要なんだなー、みんなかわいいもんなぁ…。。”
とどこか他人言のように思っていました。
服もメイクも、んーこんな感じかなぁ。と思ったのも束の間、次の課題としてダイエットが….!!泣
でも日にちまで間に合わないし、少し食事の量を減らして出来る限りやろうとダイエットにもとりくみました。
“服・メイク・体型…、カワイイを作るって大変だ…!”
と合コン前から息切れ状態の私。笑
そしてついに初めての合コンの日がやって参りました。
ドキドキワクワクと不安が入り混じった不思議な気持ちです。
夜に行われる合コン前に、友達と軽くお茶しようと約束していたのでカフェに向かうと…、
そこに現れた友達のこれまた可愛いこと!
その瞬間、
“これが合コンスタイルなんだ…。。”
と度肝を抜かれました。。
そしてこの私の勘違い合コンスタイルのダサいことと言ったら。。泣
せっかくの友達とのカフェの時間も上の空で、もうドキドキして心臓が口から出そう…!
こんな私が行っていいものなのか。
そしていざ、合コンが行われるオシャレな居酒屋に到着すると、友達の友達もこれまた可愛いこと…泣
3対3で合コンが開始。
…されますが、結果はあえなく撃沈。
そりゃそうだ笑
全然男性からは相手にしてもらえず、ろくに話も出来ないまま、初めての合コンは終わりました。
“あーこんなんじゃダメだよなぁ、もっと女子力を上げなくては…。。”
と強く思わされた1日でした。
…にしても2時間位だったのに疲れたなぁ笑
合コンの時に思ったのが、やはり場慣れしていないこともあって緊張してしまい、それを男性陣に笑われたことがとても辛かった。。泣
友達が、
「この子はおとなしくて、上がり症なんだから優しくしてあげてね。」
なんてフォローしてくれたにも関わらずガチガチな私…笑
家に帰って、これじゃ恋愛できないな、とため息。
それから何回かお誘いを受けて参加してみるも、結果は同じ。
お酒を持つ手がふるえてしまい、
「どうしたの大丈夫?」
と言われたり、気を遣わせてしまって男性陣にも、友達にも申し訳ない。。
“あーあ、こんなんじゃなあ…。これじゃ永遠に彼氏出来ないわ…泣”
“やっぱり腹をくくるしかないのか。。”
と、私は合コンを通して自分の心の弱さを再確認することになりました。