就労移行支援事業所のⅬITALICO(リタリコ)ワークス様とはどんなところ?

発達障害・精神疾患
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こんにちは^^

本日は前回に引き続き、就労移行支援のお話をしたいと思います。

今回は【LITALICOワークス】(※リタリコワークス)に実際に足を運び、感じたことをまとめております。

予約:事業所の近くに立ち寄った際、ダメもとで本日の予約は可能かとご連絡させていだいたところ、事業所の方が時間の調整をしてくださり、快く承諾してくださいました。

実際にはどんな研修をやるの?


個別支援計画
:LITALICOワークス様では、障害や病気別のプログラムは設けておらず、個人の目標や目的に沿ったプログラムの受講を推進していらっしゃいます。
まず、事業所のスタッフの方と面談を行います。
その後、別日に実際に関心があるプログラムを体験した後、ご利用者様の課題や特性の理解が深まったところで、本題の支援計画書を作成してそれを元にプログラムの受講をしていきます。(※実際に通所を決めた場合)
何をすればいいか分からない、実際に自分にはどういう内容のプログラムがいいのか等の疑問がある場合は、スタッフの方に相談し、アドバイスを受けることも可能です。

個別訓練:各々の特性や課題に沿って個別訓練を行っています。

  1. PC訓練:タイピング・データ入力・Word・Excelなどを学びます。テキストを元に個人で取り組みますが、不明点や学習を進める際に分からないことはスタッフの方にお聞きすることが出来ます。
  2. 作業訓練:主に手先を使う作業です。
    内容としましては、箱を組み立てたり、ピッキング作業・会社での場面を想定して、確認照合訓練や押印訓練等の作業を行います。
  3. 就職活動準備:主に就職に向けて行う訓練です。
    内容としましては、履歴書・職務経歴作成・自己紹介書作成(※職務経験のない方)・面接・企業や職種の研究等を行います。
  4. 求人検索:就職に向けて希望の職種や業界などの求人を探します。

テキストでの学習:テキストを元に下記の内容を学びます。
自己理解や、ビジネスマナー等を学び、就職に備えます。

  1. ビジネスマナープログラム
  2. 就職活動プログラム
  3. 応募・面接プログラム
  4. 自己理解プログラム
  5. ストレスマネジメントプログラム
  6. コミュニケーションプログラム

    • ステップアッププログラム:こちらのプログラムでは自分自身がどんなライフスタイルを送りたいか、働く上での知識や実際に職場で起こりうる困難にどう対処するか等、就職後の人生について学んでいきます。

      (※上記の全てのプログラムは全体で行います。中にはグループディスカッションを行うプログラムもあります。)

部署活動:プログラムの他に、部署活動というプログラムがあります。
こちらは3つの部署に分かれ、

    • オフィスサポート:ご利用者様自身が事業所をどのようにしたらもっと快適に過ごせるかを考え、提案します。

    • スタッフ様のサポート:プログラムを行う際に、スタッフの方の準備のお手伝いをしたり、スタッフの方の依頼に対応します。(ex.テキストの発注やプリントのコピー等)

    • 企画開発:事業所をより良くするための企画です。
      ご利用者様が実際に就職まで至った経緯をお話したり、ご利用者様同士のコミュニケーションを円滑にするにはどうしたらいいかなどを話し合い、結論がでたらまとめてスタッフの方に報告します。実践の場として事業所のプログラムに取り入れられています。

企業インターン:実際に様々な企業や職場でインターンを受けることにより自分自身の適性を再確認し、どのような職場であれば長く働けそうか精査します。
それに伴い、自分自身の障害の詳細をまとめておき、説明できるように備えておきます。 
LITALICOワークス様では、全国に4,500ヵ所以上の実習先をお持ちです。

いざ、就職活動へ

就職活動:生活リズムを整え、体調面・精神面ともに安定し、就職への準備が出来たら就職活動を始めます。
加えて、LITALICOワークス様独自のルートでの求人でのご紹介や、履歴書の添削、模擬面接等を通じてサポートを受けながら、就職活動を行う上での計画や働くイメージを明確にしていきます。

職場定着支援:就職が決まったら、職場定着支援を受けることができます。(※職場で長く働き続けるためのサポートが最大3年半受けられます。※最低6ヵ月間・その後のサポートを受けるか受けないかは選択可能)
業務中に困っていることや配慮してほしいこと等を話し合う場を設けて下さいます。直接企業の担当者様にお伝え出来ないようなことは、LITALICOワークス様からお伝えいただくこともできます。

面談と体験を経て感じたこと

面談と事業所の説明を兼ねて、約1時間くらいでした。

そこで、

    • 個人情報の取扱いについての用紙にサインをしました。

    • その後は、就労移行支援をどういった形で知り、どのような経緯でこちらに来ることになったのかという質問がありました。また、病歴といつぐらいから発症したかについても聞かれました。
      今までどのような仕事をしたか、期間や転職回数の質問の中で、仕事をするうえで困ったことについての質問がありました。
      私は耳からの情報を頭で処理することが苦手で、なおかつ聴覚過敏があること、気分のムラが激しく朝起きることが難しいとお伝えしたところ、共感してくださったり、ゆっくりめにお話ししてくださいました。なおかつ私がメモをとっている際には、一旦お話を中断してくださる等、お心遣いが感じられました。

    • 事業所での見学は時間外だったため、出来ませんでしたが、体験を通して感じたことをお話させていただけたらと思います。

体験体験では上記のステップアッププログラムの「職場での困惑場面に備える」を受講しました。
始めに約5分ほど簡単な体操を行い、それからプログラムの受講となりました。
このプログラムでは、職場でどんなことで困惑する場面に出くわすかを想定し、その場面に適した行動をとれると良いかを学びました。
困惑場面での感情のコントロールの仕方、相手を思いやる心配りの説明の後、実際に様々な困惑場面に遭遇した場面を想定し、自分なりの考えをまとめた後、グループになり意見を出し合います。(※発言したくない場合は見学に切り替えても可)
その後、グループで発表してくださる方を決め、発表し、他のグループも同様に発表を行い、色んな意見を聞くことで見解を深めていきます。

体験を経てLITALICOワークス様のここが良い!と感じたこと

    • 体験時にスタッフの方が隣についてくださり、レクチャーを受けながらプログラム受講をさせていただけたので、緊張することなく安心して受講できました。

    • 職務経験のない方に向けて、自己紹介書作成のサポートが受けられるのはなかなか無い内容だと思いますので、個人的に良いサポートだなと感じました。

    • 体験時にテキストのコピーを頂いたのですが、全ての漢字にルビがふってあり、漢字が苦手な方でも苦手意識を持たずに通所頂けるかと思います。(※音読を求められるため。これも気分が優れなかったらやらなくても可。)

    • 気分が悪くなった場合、事業所においてあるソファーで休むことが出来ます。その際、パーテーションもご用意してくださるとのことです。

以上が私が【LITALICOワークス】様の面談と体験を経て個人的に思った感想です。
LITALICOワークスへの通所を考えられている方のご参考になればと思います^^

お次の記事ではCocorport(ココルポート)様のご紹介をしております^^