クリーニング屋さんを辞めてしばらくして、またバイトを始めようと思いたち、色々思案投げ首するも、自分に出来そうなバイトがみつからない日々。
この辺りでは、当初自分がやりたいバイトをするという目的から、少し目線をかえて(というか変えざるを得ない)自分にとって苦しくならず、心の負担にならないバイトをしようというように転化していました。
そのため、色々な経験が出来、なおかつ自分の適性がみつけられる単発のバイトから始めてみようと思い、探してみました。
ウェイトレスでの接客は大変だったけれど、お客様が喜んで下さる姿を見ると、その瞬間はものすごく心が満たされたのを思い出し、
”接客で、力仕事が少なく、まず第一に自分にとって負担にならないものを”
と思い、頭を絞った末、出た答えが〈キャンペーンガール〉というものでした。
キャンペーンガールというと聞こえはいいですが、もちろん私には派手なことは出来ません。
試食や試飲販売のお仕事です。
実際に経験してみた感想としましては、大変なのは1日中立ちっぱなしなことと、あまりにも商品が売れない時はちょっとプレッシャーを感じ、辛い日もありました。
ですが、辛かったのはそれ位で、あとはルーティーンワークだったので、精神的にムラがある時がキツイと感じる位で楽しく働くことが出来ました。
少し順番が前後しますが、大学で就職活動が始まった頃も別会社で単発でのアルバイトを経験しました。
時間の関係上、単発のアルバイトしか出来ませんでしたが、この単発のアルバイトでも私はうまくやれず気をもんでいました。
試食や試飲販売のお仕事がたまたま自分の適性に合っていただけだったのか…。
まず単発のアルバイトは、当たり前ですが色んな仕事があってその中からうまく自分に見合った仕事をみつけなければなりません。
そこで気づいたことなのですが、どうやら自分には「選択する能力」が欠けていることに気付いたのです。
まず、単発のアルバイトには必ず人気・不人気の仕事があります。
それを見抜く能力が必要です。
それか不人気な仕事と分かっていても、一度試しに経験してみるのも大事かと思います。
もしかしたら、自分には合う仕事かもしれませんので^^
単発の仕事を始めて私が思ったのは、人気そうな仕事は受付・イベントスタッフ・ティッシュ配り・試飲・試食販売で、不人気そうと感じたのが、倉庫内作業、チラシ配りでした。
そして人気のある仕事はすぐに枠がうまってしまうため、勝手が分からなかった私は、まず初めにチラシ配りから始めました。
これが、何十分に1人もらって頂けるか頂けないかのハケなさで、時間が経過するのが遅く感じたこと、また外の天気や気温にも左右されるので結構キツイなと個人的には思いました。
●人に遠慮してしまい積極的に配れない
●受け取っていただけないことが多く、時間の経過が遅く感じられ体力・気力ともにキツイ
●通行人から邪魔物扱いされる等
そして、たまにお店の方や会社の方が見にこられた時に先方が想定する数を配れていないと怒られたり、1日限りで単調な作業とはいえとても大変に感じました。
次に私が選んだのは倉庫内作業でしたが、もうズタボロ。。苦笑
これは手先の器用さ、速さ、いかに効率よく作業が出来るか、体力と集中力に加え、たまに重い物をもつこともあるので腕力も必要と感じました。
仕事を斡旋してくださる会社からは、簡単な仕事と伺っていたのですが、やはり一定の手先の器用さがない自分には厳しいものがあり、そして体力も力もなければ使い物になりません。
そのため、度々社員の方に怒られることもありました。
逆に手先と体力に自信がある方にはオススメかもしれません。
単発のバイトでも、
”自分はうまくこなすことが出来ない。”
と気持ちは落ち込む一方でした。
余談ですが、アルバイトなどでの求人に「すぐ働ける!履歴書不要!」をうたい文句にしている会社は、個人的にはちょっと要注意な現場なのかなと思います。
個々で働くには問題ないのかもしれませんが、大人数で同じ場所で業務を行うところについて、私が実際に体験した感想としては、
「とにかく治安が悪い上に民度が低かった。」
というのが、率直な感想です。
暇さえあれば、
- とにかく噂話が多い(※しかも根拠もなくでっち上げのような噂を流したがる人がいる)
- 誰かしらターゲットを見つけていじめのようなことが起こる
- しかも上記のようなことを社員さんも注意どころか、乗っかる…。。
それも成人しているいい大人がやっている訳なのですから、入りたての頃は唖然としました。
”こんな職場があるんだ…。”
私は、恐怖心ですぐ辞めてしまいましたが、
”人のことなんて気にしない!もくもくと仕事だけする!”
といった方でしたら問題ないかと思います^^